チーム「めだか」陽楽の森プロジェクトを始めるにあたり、ぜひやってみたいことがありました。
それは、「哲学カフェ」です。
トヨタ財団国内助成プログラムだから、きっと、その趣旨は、財団スタッフにも理解していただけるものと思っていました。ふつう一般の、課題解決のためのワークショップとか、討論会とは、ちょっと違いますから。
メンバーの誰にとっても、「哲学カフェ」は、初耳・初体験でした。それでも、みなさん、このプロジェクトのためには、きっと役に立つ、大切と思ってくれました。ぜひ、やってみよう! と。
ファシリテートは、松川えりさんにお願いしました。(松川さんとは、
「ホスピテイルプロジェクト─知るのつくり方」でご一緒したのが初めてです。)
松川さんの自己紹介には次のように書かれています。「てつがくやさん・・・みなさんの<はなして、きいて、かんがえる>をお手伝いします」
参照:
岡山のてつがくやさん 松川えり ウェブサイト「哲学カフェって何?」のカードには、次のような説明が載ってます。
- テーマは1つだけ。
- 誰もが対等─だから、いろんな角度から考えられる。
- 目的は、対話を楽しむこと─情報交換や合意形成が目的ではありません。
- 内容は、みんな次第。
チーム「めだか」の哲学カフェは、少し工夫して、テーマを設定するのに、事前にオンラインで、松川さん、谷さん、中川さん、伊藤立平さん、家中のメンバーで、話し合いました。それ自体が、ひとつの哲学カフェのようでした。
2021年11月、12月、1月、2月と、4回開催しました。テーマは次のようなものでした。
第1回11/19 谷さんがみなさんと考えたいこと 「何年先のどんな未来を思い描くのか?」
第2回12/7 中川さん・洋太くんがみなさんと考えたいこと 「自律とは?」
第3回1/19 伊藤立平さんがみなさんと考えたいこと 「何気ない日常の行為が生みだすものは?」
第4回2/15 伊藤典明さんがみなさんと考えたいこと 「あなたにとって"陽楽"とは何ですか?」
たのしかったですよ〜
いずれまた、陽楽の森の梢の下で、「哲学カフェ」をしたいですね。